森恵さんライブ参戦記 ~見えないのに3列目、煩悩だけは最前列 in 名古屋 2026.8.30~

名古屋へ日帰り遠征

8月30日。

この日は、東京から名古屋まで日帰り遠征してきました。

目的はもちろん、森恵さんのライブ。

会場は名古屋CLUB QUATTROです。

今年最後のバンド編成でのライブということで、これは何としても行きたい。

えー、こういう時だけ行動力が異常に高くなるのが、私という人間であります。

普段の仕事では、できるだけ慎重に、できるだけ間違えないように生きている。

ところが、ライブとなると話が違う。

東京から名古屋まで日帰り。

えー、仕事なら「その日程、ちょっと無理がありませんか?」と言いたくなるところですが、ライブなら平気で行ってしまう。

中年のおじさん、ライブに対してだけは異常な行動力を発揮するのであります。

今回のガイドさんは、もはや専属?

今回のガイドさんは、3月の「マイカン」、そして7月の渋谷3Days(3日目)でもサポートしてくれた方。

このガイドさん、普段からめぐさんの曲を聴いていて、配信も見ていて、ライブではめぐさんにもちゃんと反応する。

そして何より、ご本人もライブを楽しんでいる。まさに私の理想なのです。

えー、もはや「めぐさん専用ガイド」と言っても過言ではありません。

ちなみに年末のチャペルコンサートも、このガイドさんと一緒に行く予定です。

人事権も何もない私が、勝手に「めぐさん専用ガイド」という役職を作ってしまいました。

えー、会社では絶対にやってはいけないことであります。

しかも役職手当はありません。

ブラック企業どころか、ブラックおじさんであります。

ガイドさん、まさかの24時間テレビ遭遇

午前11時過ぎ、ガイドさんが自宅に迎えに来てくれました。

そして、駅から私の自宅へ向かう途中。

なんと、24時間テレビのチャリティーマラソンの一行を見かけたそうです。

星野真里さんが歩いていたとのこと。思わず「走っていなかったのですね?」と聞き返してしまいました。

私はそのころ、自宅で待機中。

えー、私は芸能人を見たいという願望が特にありませんので、

「しまった! 外に出ておけばよかった!」

とは、まったく思いません。

そもそも私の場合、見えませんからね。

視覚障害者にとって、芸能人遭遇イベントというのは、なかなか難易度の高いコンテンツなのであります。

ただ、見えないからといって煩悩まで消えたわけではありません。

えー、視力はかなり厳しい。

しかし、煩悩については、まだ現役であります。

人間というのは、実に都合よくできているのであります。

ただ、ここから24時間テレビについて、少し考えました。

毎年、賛否両論が出る番組です。

私自身、24時間テレビそのものを全面的に否定しているわけではありません。

芸能人が出演することで多くの人が番組を見る。

その結果として多額の募金が集まり、それが実際に福祉などのために使われるのであれば、一定の意義はあると思います。

一方で、

「出演する芸能人にはギャラが支払われるのに、視聴者やスポンサーには募金を呼びかける」

という構図については、やはり疑問も残ります。

えー、

「出演料を全部、寄付に回したらいいのでは?」

と思ってしまうわけです。

もちろん、出演することで知名度が上がったり、社会貢献をしているというイメージにつながったり、ギャラ以外のメリットもあるでしょう。

そう考えると、無償出演という考え方も、あっていいのかもしれません。

実際に、超大物タレントがこの点を問題視して出演を断った、という話もあります。

「出演者にギャラを払うのはおかしい」と批判し、場合によっては日本テレビの仕事をすべて失う覚悟だった、という話です。

えー、そこまで言い切れるのは、ある意味すごい。

私なんか会社で、

「この仕事、ちょっとおかしくないですか?」

と言うだけでも、翌日からの居場所が心配になります。

いざ、新幹線で名古屋へ

24時間テレビについて考えながら、品川駅へ向かいます。

今回は、前回の仙台遠征で交通トラブルがあったこともあり、かなり余裕を持ったスケジュールにしていました。

時間に余裕があると、駅弁もじっくり選べます。

えー、視覚障害者にとって、駅弁選びはなかなか大変です。

とはいえ、品川駅にはテイクアウトのお店がいろいろあります。

その中から選んだのが、つばめグリルの「ジャーマンハンバーグ弁当」。

実は私、これまで「つばめグリル」のお店には入ったことがありませんでした。

それなのに、初めて食べたつばめグリルがレストランではなく、駅弁。

えー、人生、何が起こるか分かりません。

そして、このハンバーグ。

めちゃくちゃおいしかったです。

これは大当たりでありました。

名古屋は、ちゃんと暑かった

新幹線に乗って、いざ名古屋へ。

名古屋駅に到着してホームへ降りた瞬間、

暑い。

この日の東京の朝は23度ほど。

一方、名古屋は36度予報。

東京では少し前まで猛暑が続いていたものの、ここ最近はすっかり様子が変わっていました。

曇りや雨の日が続き、時には「ちょっと肌寒いな」と感じる日もある。

そんな東京からやって来た私を、名古屋は容赦なく真夏の熱気で迎えてくれました。

えー、

「そういえば、夏ってこんなに暑かったな」

と、思わず懐かしさすら覚えたのであります。

いや、懐かしがっている場合ではありません。

これからライブを見に行くというのに、まだ会場にも着いていない段階で汗をかかされる。

えー、なかなか手荒い歓迎であります。

名古屋CLUB QUATTROへ

ライブ開始の約2時間前。

名古屋駅から会場へ向かいます。

会場はPARCO東館の中にある名古屋CLUB QUATTRO。

今回は地下鉄だけを使い、名古屋駅から会場までは30分もかかりませんでした。

雨の心配もありません。

というより、地下鉄移動なので空を見る必要がありません。

えー、視覚障害者にとっては、こういう移動は非常に助かります。

ちなみに、今回も仙台のときと同じように、私が持っている障害者用の本人・介助者向けSuicaは名古屋市営地下鉄では使えませんでした。

普通のSuicaなら利用できるようです。

このあたりは、地域によって違うので注意が必要です。

名古屋限定グッズを購入

会場に到着して、まずはグッズを購入。

名古屋限定のキャップがあったので、こちらを購入しました。

そして、新デザインのTシャツも購入。

さらに、ライブ後のサイン会に参加するためのチケットもゲットしました。

今回の座席は整理番号順に入場した後好きな場所を選ぶ方式。

私はほとんど見えていませんが、

「3列目」

という響きだけでテンションが上がります。

えー、視覚情報が乏しい人間にとって、座席番号というのは非常に重要な精神的支柱なのであります。

実際、3列目。

めちゃくちゃ近い。

まあ、見えているかと言われると、そこはまた別問題なのですが。

二人そろって、めぐさんTシャツ

ちなみにこの日は、7月の渋谷3Daysで購入した「波乗りTシャツ」を持っていきました。

私はポロシャツの上に波乗りTシャツを重ね着。

そして、もう一枚。

7月の渋谷ライブで購入して、めぐさん本人にサインを書いてもらったTシャツをガイドさん用に持ってきており、ガイドさんさえよければライブ中に着てもらえないかと相談。

ご快諾いただいたので、ライブではそのTシャツを着てもらいました。

えー、結果的に二人そろって、めぐさんのTシャツを着てライブを楽しむことになったのであります。

いよいよライブ開始

お客さんの年齢層そのものは、相変わらず50代、60代が中心です。

えー、ここは私も安心するところであります。

私だけが場違いな中年のおじさんとして紛れ込んでいるわけではありません。

ただ、今回感じたのは、会場全体のノリが若々しかったということ。

お客さんの反応も良く、ライブを楽しもうという熱気が強く感じられました。

えー、年齢は落ち着いている。

しかし、ノリは若い。

なかなか素晴らしい組み合わせであります。

ガイドさんによると、女性のお客さんの割合も、わずかながら高かったようです。

そして、いよいよライブ開始。

事前に、めぐさんのSNSやコラムを読んでいて、今回はかなりロック色の強いライブになるのではないかと思っていました。

何より、ライブに向けて鋭意準備していることや、今回のステージに対する思いがSNSやコラムから伝わってきて、めぐさん自身が今回のライブにかなり手応えを感じているように、私は受け取っていました。

そして実際に始まってみると、

期待を大きく超えてきました。

めちゃくちゃ良かった。

今年、私が参加しためぐさんのライブは、これで7回目。

その7回参加したライブの中で、今回が一番良かったです。

えー、これは本当にそう思いました。

バンド編成ならではの迫力。

めぐさんの歌。

そして会場全体の熱気。

「今年最後のバンドライブ」ということもあって、かなり気合いの入ったステージだったのではないでしょうか。

私自身も、最初から最後まで思い切り楽しみました。

サイン会で、またあの言葉が

ライブ終了後は、サイン会へ。

なんと私はトップバッターでした。

スタッフに呼ばれて「あー、はいはい」

という、めぐさんの声が聞こえます。

えー、ついさっきまでステージで全力で歌っていた人に、終演直後からサインをお願いする。

人間というのは、実に自分勝手であります。

とはいえ、私も楽しみにしていたので、遠慮なくお願いしました。

今回は、先ほど購入したキャップとTシャツにサインをお願いしました。

Tシャツにサインしてもらっていると、

「Tシャツ押さえてもらっていい?」

という、聞き覚えのあるお言葉が。

えー、実はこれ、前回の渋谷でも同じだったのであります。

もちろん、めぐさんが不機嫌だったとか、そういう話ではありません。

おそらく、私が目で状況を確認できないので、声で教えてくれているのだと思います。

見えている方なら、めぐさんがTシャツを伸ばして、サインを書きづらそうにしている様子を見れば、

「あ、押さえたほうがいいな」

と、すぐに分かるのでしょう。

ところが私は、そこが見えていない。

えー、ですから私の場合は、

「Tシャツ押さえてもらっていい?」

と、言葉で指示してもらう必要があるわけです。

これはこれで、非常に合理的であります。

そして前回の渋谷でも同じことを言われ、今回の名古屋でも同じ。

こうなると、もはや恒例行事であります。

次回、またTシャツにサインをお願いしたら、

「Tシャツ押さえてもらっていい?」

と言われるのか。

えー、私は密かに楽しみにしております。

最後に、

「今年一番良かったです!」

と伝えて、握手。

そして会場を後にしました。

名古屋観光は一切なし

会場を後にしたのは19時過ぎ。

そのまま名古屋駅へ向かいました。

えー、名古屋まで来て、観光らしいことは何もしておりません。

まあ、今回はライブが目的ですから、これで十分なのであります。

帰りの新幹線は、もともと少し遅めの時間を予約していました。

ライブの終了時間を見て、間に合いそうなら、より早い列車に変更できるようにしていたのであります。

私自身は多少遅くなっても問題はありませんでしたが、今回はガイドさんと一緒。

お互いに無理のない時間に帰れるよう、できるだけ早い列車に変更することにしました。

そこで、みどりの窓口に行き、切符を変更。

結果的に、予定より30分強早い、20時29分名古屋発の新幹線に乗れることになりました。

えー、こういうところは、余裕を持ったスケジュールを組んでおくに限ります。

名古屋らしいものを、慌てて買う

名古屋駅に着くと、さすがにお腹も空いてきました。

ただ、ゆっくり夕食を食べるほどの時間はありません。

そこで駅のテイクアウトのお店へ。

とんかつのお店で串の味噌カツと手羽先を購入しました。

そして家族へのお土産も忘れません。

味噌煮込みうどん。

半生きしめん。

そして、ざるきしめん。

えー、食べる時間はないのに、お土産だけはしっかり買っております。

本人は名古屋めしをまともに食べていないのに、家族には名古屋名物を提供する。

私は一体、何のために名古屋へ行ったのでしょうか。

いや、ライブです。

そこだけは、はっきりしております。

その後、冷房の効いたホームの待合室で新幹線を待ちました。

帰りの新幹線は、まさかの展開

20時29分名古屋発の新幹線に乗車。

この列車はダイヤの乱れもなく、予定どおりに走り、21時59分に品川へ到着しました。

無事に東京へ帰ってきたわけであります。

ところが、後日めぐさんのコラムを読んで、私は驚くことになります。

なんと、めぐさんが乗った帰りの新幹線は、35分も遅れたとのこと。

さらに、名古屋駅のホームにある立ち食いのお店できしめんを食べたそうです。

私が名古屋を出発したのは20時29分。

その後の時間帯に、東海道新幹線ではダイヤの乱れが発生していたようです。

えー、私が乗った新幹線は、その影響を受ける前に名古屋を出発していたわけです。

危ないところでした。

もし変更前の新幹線に乗っていたら、私も遅延に巻き込まれていた可能性があります。

結果的には、早い列車に変更したことが、功を奏したのかもしれません。

今年の遠征は、まだ終わらない?

今回の遠征。

朝から移動して、ライブを見て、サイン会に参加して、そのまま東京へ戻る。

観光らしいことは何一つしていません。

名古屋めしも、まともには食べていません。

それでも、私にとっては十分すぎるほど充実した一日でした。

なぜなら、目的は一つ。

めぐさんのライブを見ること。

えー、実にシンプルであります。

10月には沖縄、北海道でのライブがあり、年末にはチャペルコンサートもあります。

まだ参加を決めていないライブもありますが、今年はもう少し楽しめそうです。

えー、これだけ楽しめれば十分であります。

だからライブは、やめられないのであります。

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