見えない監督 ~完成品を確認できない動画制作~

えー、また余計なことを思い付きました

えー、本日は皆様に、一つご報告があります。

このたび、このブログの記事をナレーション動画にしまして、YouTubeへアップロードする準備を始めることといたしました。

開始時期は、えー、まだ未定であります。

現在は動画クリエーターさんの選定が最終段階。

つまり私は、自分でも責任を取り切れない企画の共犯者を、一生懸命探しております。

普通なら誰か一人くらい、

「お前、それは本当にやめておけ。」

と言ってくれるものです。

えー、ありがたいことに私の周りには、そんな良識ある人間は一人もおりませんでした。

皆さん笑顔で、私を崖から押しております。

友情なのか。

処分なのか。

その答えは、数か月後に分かることでありましょう。

見えない人間、動画業界へ殴り込み

しかしながら、冷静に考えてみます。

目がほとんど見えていない人間が、動画を始める。

えー、文字にすると改めて意味が分かりません。

普通のYouTuberは、画質を調整し、音声を整え、字幕を編集します。

私は、人間性の編集が必要でした。

えー、残念ながら、その機能はYouTubeにも搭載されておりません。

普通なら企画書の一行目で却下される話ですが、私はそのまま公開まで進もうとしております。

ここまで来るとチャレンジではありません。

長年かけて育ててきた黒歴史に、映像と音声を付ける作業であります。

完成品未確認

普通、動画というものは完成したら確認するものです。

ところが私は、それができません。

「最高の出来です。」

「ありがとうございます。」

「オープニング三分間、真っ暗です。」

「ありがとうございます。」

「字幕が途中から全部ラテン語です。」

「ありがとうございます。」

「途中から別人の動画になっています。」

「ありがとうございます。」

えー、確認できませんから。

ここまで来ると動画制作ではありません。

信用だけで映像を世に送り出す、デジタル時代の命知らずであります。

私が完成品を知るのは、皆様のコメント欄です。

つまり公開ボタンを押した瞬間から、答え合わせが始まります。

最後に

えー、このブログでは、自分の失敗も、恥も、情けなさも、全部まとめて笑いに変えてまいりました。

そして今度は、その自虐に音声まで付けようとしております。

普通、人間は歳を重ねると落ち着くらしいですね。

私は逆でした。

歳を重ねるたびに、家族が頭を抱えそうな企画ばかり思い付くようになりました。

えー、我ながら成長ではなく、進化の方向を完全に間違えております。

公開日が決まりましたら、改めてこのブログでご報告いたします。

その日、インターネットはまた一つ、「公開してはいけない中年」を野に放つことになります。

どうか皆様、その歴史的瞬間の目撃者……いや、被害者になっていただければ幸いであります。

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