めまいと生活習慣病の板挟み ~めまいをきっかけに始まる不本意な健康改革~

めまいと生活習慣病の板挟み

えー、本日はこのような場をお借りいたしまして、皆さまにお知らせを申し上げたいと存じます。
本来であれば、私の黒歴史の宝庫「バイト遍歴」の続編を高らかに発表する予定でありました。ところがここ数日、私の体は思わぬクーデターを起こし、三半規管が回転遊具のごとく暴れ出す事態に直面しております。

えー、つまり、めまいであります。

天井はメリーゴーランド、床は豪華客船のデッキ。気分は完全に世界一周の旅であります。パソコンを開けばキーボードのキーが三重奏となり、「Ctrl」「Shift」「Alt」が三角関係を繰り広げる光景すら見えてしまうのです。これでは、バイト遍歴どころか「暗号小説」が出来上がることは火を見るより明らかであります。

そこで私は重い腰を上げ、耳鼻科を受診しました。すると先生曰く「体内の水分不足が原因かもしれませんね」とのこと。なるほど、私の三半規管は渇水にあえぐダムのような状態であったわけです。紹介状を手に循環器内科に行ったところ、なぜか診察のテーマがスライド式に切り替わり、生活習慣病治療に早変わり。私はめまいの治療を求めて足を運んだつもりが、気付けば「メタボ戦線」の最前線に送り込まれておりました。

思い返せば、勤務先からも毎年「特定保健指導プログラム」なるものを勧告されております。これまで「えー、これは私とは関係ないプログラムであります」と聞き流してきましたが、どうやら関係大アリでありました。いや、むしろ対象者の筆頭株主であります。

こうなれば腹をくくるしかございません。食生活を中心に、生活習慣の改善を図ってみようと決意した次第であります。副次的にめまいが治るかもしれませんし、体重計に乗るときの罪悪感も減るかもしれません。いや、減らなかったらそれはそれで「ブログのネタ」という便利な言い訳が残りますので、どちらに転んでも損はございません。

次回更新は、私の三半規管が落ち着き、生活習慣病のレッテルからも一歩距離を置けた時点で、バイト遍歴の続きを披露する所存であります。皆さまには少々お待たせするかもしれませんが、次は必ずや、笑える黒歴史をお届けいたします。

最後になりますが、めまいすらも生活改善の圧力へと変換してしまう私を、どうか温かい目で見守っていただければ幸いであります。

コメント

  1. ヘルシーポケモン より:

    これは定例会もヘルシー志向に変更ということで!

    • computerbba より:

      えー、ありがたいご提案に深く感謝申し上げます。
      ただでさえ耳鼻科から循環器内科、そして生活習慣病治療へとスライド式に移動させられた私であります。今や食事は野菜、大豆食品、鶏ササミを中心に、塩分は敵、糖分は裏切り者、アルコールは悪魔扱い。そんな私に「飲み会もヘルシー志向で!」と言われますと、これはもはや公開処刑に等しいのであります。
      せめて定例飲み会の時くらいは、からあげにレモンをかける自由を!餃子のタレをつける権利を!ビールをジョッキで飲む人権を!と声を大にして訴えたいのであります。

タイトルとURLをコピーしました